ED(勃起不全)について
EDとは男性の性行為において十分な勃起が得られないか、または持続できないために満足な性行為を行えない状態のことであり、少なくとも3カ月症状が持続することとされています。※外傷や手術(根治的前立腺全摘手術)の場合に限っては3カ月以内であっても診断されます。 以前はインポテンツと呼ばれていましたが、差別的(人格否定的)用語に該当するため、現在ではED(Erectile Dysfunction)や勃起障害と呼ばれています。EDの方は1,130万以上いるとされており40代で5人に1人50代では2.5人に1人され成人男性で区別すると4人に1人はEDであると言われています。最近ではEDが男性不妊症に一因ともなると推測されています。
このような場合はご相談ください
- 朝立ちをする回数が減った、しなくなった
- 性欲はあるのに興奮しても勃起しない
- 勃起しても十分に硬くならない、長続きしない
- 挿入しても柔らかくてなって抜けてしまう
- いつもダメなわけではないが、ダメな時が増えてきた
勃起をしなくなることは決して加齢のせいではありません。血液が陰茎に流れることで勃起は起こりますが、血液が流れている血管(陰茎動脈)は直径1~2mmほどの動脈であり、勃起が無くなるということは動脈に血液が流れていない可能性もあります。最近EDは脳血管障害や心血管障害などの予兆になると言われております。 お悩みのEDは単なるEDというだけではなく、もしかすると他の病気が隠れている可能性も大いにあります。ご不安な方はまずは当院へご相談ください!
EDの原因
心因性勃起障害
自慰行為において勃起は可能であるが、性行為パートナーとの行為の際に極度の緊張に陥ってしまい勃起不全になってしまう場合が該当します。この原因は、過去の経験で失敗した経験がトラウマになり、妊娠と子作りのためにかかるプレッシャーなどが考えられます。
器質性勃起障害
脊髄損傷や脳血管障害などの神経の損傷、糖尿病や外傷などによる血管の損傷、包茎や男性器(陰茎等)の異常などが該当します。
混合性勃起障害
器質性勃起障害で記載した何らかの病気が原因となって勃起障害が生じることで、さらなる性行為に関して不安やトラウマが生まれ勃起障害を助長してしまう場合が該当します。
EDの治療方法
当院ではIIEF5というチェックシートを記入して頂き、問診票をもとに患者さんの状態に合わせて治療を行います。EDに対する治療として①心因性②器質性③混合性のいずれかに対しても一定の効果があると言われているPDE5阻害剤というED治療剤を使用いたします。ED治療剤で効果不十分の方や効果が悪くなってきた方には軟膏剤も使用いたします。主に以下のような薬剤を使用します。 薬物療法※()内は先発品名を記載 ・PDE5阻害薬:タダラフィル(シアリス錠)、シルデナフィル(バイアグラ錠)、バルデナフィル(レビトラ錠) ・男性ホルモンクリーム剤:グローミン軟膏
ご心配な方は当院へ
当院は、24時間web予約を取得していただくことが可能です。ご予約をお取りの上お越しください。また、web問診も当院では、ご用意しておりますので、ご来院いただく前にご回答いただくことで、よりスムーズに受診いただけます。
費用
料金表
初診料 | 6,600円 |
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再診料 | 3,300円 |
バイアグラOD フィルム(50㎎) | 1,700円 |
シルデナフィル(50㎎) | 1,000円 |
ジェネリック バルデナフィル(20㎎) | 1,700円 |
シアリス(20㎎) | 2,000円 |
ジェネリック タダラフィル(20㎎) | 1,500円 |