かとう前立腺クリニック東京のレーザー治療|東京日本橋の泌尿器科・前立腺専門クリニック

〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町4-5-3
三泉トラスト日本橋ビル2F

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銀座線・半蔵門線三越前駅
A8番出口より徒歩5分
総武本線新日本橋2番出口より徒歩5分

レーザー治療 LASER

レーザー治療について

前立腺肥大の外科的治療として
ゴールドスタンダードな治療です

前立腺肥大症は頻尿や排尿障害など生じる疾患であり、中高年の男性で多く見られます。内服治療以外では外科的治療も可能であり、専用のレーザーを用いた方法が近年注目されています。経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核手術(HoLEP)が代表で当院では合併症をお持ちの患者さんや男性機能を保持したい患者さんには接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)を行います。

経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核手術(HoLEP)は、院長は2002年に東京で初めて導入しました。ホルミウムレーザーによって前立腺組織を除去する方法であり、大きな前立腺にも対応すること、長期的な結果が期待できること、術後の回復が早いことなどの特徴があげられます。接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)は2013年に日本で初めて導入しており、ダイオードレーザーを使用するため出血の少なさや手術時間の短さなどのメリットがあることから、合併症もお持ちのかたや高齢者に適した治療方法です。HoLEPとCVPは患者さんの状態を考慮して選択され、どちらにしても従来の電気メスを用いる療法(TURP)より侵襲が低く、回復が早いと言えます。当院では手術経験豊富な医師が在籍しており、手術を担当させていただきます。

当院のレーザー治療

経尿道的ホルミウムレーザー
前立腺核手術(HoLEP)

専用のレーザーを用いて肥大した部分の前立腺を取り除く方法は、経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核手術(HoLEP)と呼ばれます。尿道から内視鏡を挿入して患部を確認した後、前立腺組織をレーザーで取り除き、膀胱内で細かく切除して回収されます。HoLEPは前立腺がんの診断、尿道の通過障害の解消など、手術を実施することで得られるメリットもあります。大きな前立腺にも対応する療法のため重度前立腺肥大である患者さんにも有効であり、術後は早期に回復して長期的な効果も期待できます。外科手術のゴールドスタンダードな方法であり、高度な技術を要するため日帰り手術を行える医療機関は限られています。当院ではHoLEPのレーザー技術を高めたMoses modeを使用したMoLEPを行います。この手術は日本では数施設のみでしか行っておりません。

メリット

術時の出血が少ない、安全性が高い点はHoLEPの大きなメリットです。専用のレーザーを用いることで、肥大部分の切除と血管の凝固を同時に行うことができ、従来の手術方法よりも出血量が著しく少なくて済みます。そのため、HoLEPは術後の合併症リスクも低減できて、大きな前立腺の切除にも有効な方法と言われています。また、HoLEPは外腺から内腺を切除するため、再発率が低く、再度肥大する可能性も少なくなります。術者の技量の差によりますが、前立腺肥大症のゴールドスタンダードになる手術と考えています。

ホルミウムヤグレーザーを使用して、肥大した前立腺の内腺と外腺の境目に照射、内腺のみくり抜くようにします。
核出した内腺は、膀胱内に移します。
全ての前立腺組織を膀胱内に移した後、モーセレーターという機器を使用して、前立腺組織を細かく切断ながら吸引し、体内に排出します。

HoLEPの手術指導実績

聖路加国際病院(東京都)
横浜労災病院(神奈川県)
秦野赤十字病院(神奈川県)
豊川市民病院(愛知県)
新村病院(鹿児島県)
星総合病院(福島県)
富士病院(静岡県)
化学療法研究所附属病院(千葉県)
他にも多くの先生がたが院長の
手術の見学にきています

接触式レーザー
前立腺蒸散術(CVP)

接触式レーザー前立腺蒸散術(CVP)とは、肥大した前立腺組織をレーザーで蒸散する療法です。内視鏡の先端を組織に接触させて、波長980nmのレーザーを照射することで、前立腺組織に含まれるヘモグロビンと水に適度に吸収されるため、効果的に蒸散することを可能とします。切除と同時に止血も行うため出血が少なく、抗凝固薬や抗血小板薬を内服されているかたにも適用する療法です。また、術時は細い内視鏡を用いるため尿道狭窄のリスクが減る、他の内視鏡手術より早期回復が期待できるといったメリットもあります。

メリット

当院では、抗血小板剤・抗凝固剤を服用されているかたや高齢の患者さんにもCVPを行っています。術時の出血が少なく、内視鏡手術の中でも比較的負担が少ない療法です。

手術海外研修の実績

執刀ドクター Dr.Mohan Kesha vamurthy
施設名 CVP:Fortis Hospital
(インド/バンガロール)
執刀ドクター Dr.Ali Erol, Dr.Serhat Domezer
施設名 CVP:Medical Park Goztepe Hospital
(トルコ/イスタンブール)
執刀ドクター Prof.Peter Gilling
施設名 Aquablation :Newzealand Tauranga Hospital(ニュージーランド)
執刀ドクター DR.Wilkinson(来日)
施設名 PUL:かとう腎・泌尿器科クリニック
執刀ドクター Dr.PE
施設名 PUL:San Diego 米国Mercy Medical
(アメリカ)
執刀ドクター Dr.LEE
施設名 WAVE:STRAUB MEDICAL CENTER Hawai
米国(アメリカ)
施設名 WAVE:hamad medical corporation
(カタール)

CVPの手術指導実績

他にも多くの先生がたが
院長の指導を受けています
慶応義塾大学病院 湘南東部総合病院
相模原日赤病院 倉敷成人病センター
筑波大学付属病院 関西医科大学病院
東京腎泌尿器科
センター病院
米沢市立病院
静岡県立総合病院 すずかけセントラル病院
Jcho仙台病院 大分泌尿器科病院
鶴泌尿器科
クリニック
練馬総合病院
岩手県二戸
クリニック
独協医科大学病院
南大和病院 富山西総合病院

HoLEPとCVPの当院の手術成績

レーザー治療の流れ

1予約と初診
手術を希望される場合、まずは外来予約からお願いしています。他院からの紹介状は必須ではありませんが、お持ちのかたは初診時にご持参ください。初診では問診や診療を行って症状・病歴など確認し、必要に応じた検査(PSA採血、尿検査、尿流測定、超音波検査など)を実施いたします。再診時に前立腺の大きさや形態によって、適切な手術方法を判断させていただくために、膀胱尿道ファイバー検査を行います。
2手術前の説明と同意
手術が確定して手術日が決定した後、医師から手術内容、リスク、合併症についてインフォームドコンセントとして詳細に説明させていただきます。患者さんがご納得いただいた場合、手術の同意書へ署名をお願いしています。前日の注意事項や手術当日の流れなどは、事前に看護師より説明いたします。また手術についての動画を事前に確認願います。
3手術当日
当日は指定の時刻までにご来院ください。受付を済ませて回復室にご案内します。手術衣に着替えていただいた後、必要な準備をして手術を実施いたします。食事・飲水については事前に説明させていただきます。
4手術の実施
手術室に移って麻酔をかけて手術を行います。前立腺の大きさなどの条件で手術時間は変わります。尿道カテーテルを挿入し、手術を終了します。
5術後の回復
麻酔が切れるまでの間、回復室で安静にしていただきます。血尿や血圧、酸素飽和度など確認したうえで、体調が安定していればご帰宅いただきます。
6手術当日のケア
手術当日のご帰宅後は安静にしましょう。当院には入院設備がありませんが、提携するホテルの紹介は可能です。遠方からお越しの患者さんはお気軽にご相談ください。手術当日の夕方に当院の医師から患者さんへ連絡を差し上げますので、身体の状態をお教えください。
7再診とフォローアップ
手術翌日も当院へお越しのうえ、採血や診察をします。また、術後1週間程度の際にもご来院いただき、患部の状態を確認させていただきます。尿道カテーテルの抜去は、術後1日目から数日で行います。術後2週間から1ヵ月ほど血尿が続きますが、自然に消失します。以降、定期的にフォローアップをして、再発や合併症を防ぐためチェックさせていただきます。

手術前後の数値結果例

よくあるご質問

Q

HoLEP(ホルミウムレーザー核出術)とはどんな手術ですか?

A

前立腺の肥大した組織をくりぬくため、ホルミウムレーザーを使用する手術です。サイズが大きい前立腺にも適用する効果的であり、術後は症状の改善が早く、長期的な効果の維持も期待できます。

Q

HoLEPのメリットは何ですか?

A

手術時の出血が少ない、術後の回復が早い、再発率が低い、サイズが大きい前立腺にも対応することなどがメリットとしてあげられます。前立腺肥大症ではゴールドスタンダードとされるレーザー治療で手術です。

Q

HoLEPはどのような患者に適していますか?

A

すべての患者さんに適していますが、特にサイズの大きい前立腺肥大(BPH)を生じている患者さんに適している療法です。

Q

手術の後はいつから仕事はできますか?

A

事務仕事は手術翌日より可能ですが、カテーテル抜去後にお仕事をしていただくのをおすすめいたします。重いものなどを持つお仕事は2週間ほど控えていただくのが良いと思います。

Q

手術の後はいつから運動、アルコール摂取、性生活はできますか?

A

術後1ヵ月たてば制限はありません。血尿は2週間から1ヵ月ほど続きますので、1ヵ月間は、散歩などはせず自宅でゆっくりしていただくことをおすすめします。

Q

前立腺肥大症経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核手術(HoLEP)の合併症・注意点は何ですか?

A

一般的には大きな合併症がありませんが、下記のようなものがあげられます。

  • 肉眼的血尿:2週間から1ヵ月ほどで自然に治まります。
  • 尿路感染症:手術後に熱が上がるため、抗生剤の点滴を行う場合があります。
  • 尿閉:手術後に尿の出が悪くなり、一時的に尿道カテーテルを挿入や導尿が必要な場合があります。
  • 膀胱穿孔:切除した前立腺を細切するため生じる可能性がありますが、当院では今まで経験はありません。
  • 尿道狭窄:約4%の確率で起こす場合がありますが、当院での再手術は0.3%と稀です。
  • 逆行性射精:勃起機能は問題ないとされていますが、逆行性射精は必ず起きる合併症です。
  • 前立腺肥大症の再発:尿の出が悪くなり、再度手術が必要となる可能性が1%程あります。

ご心配やお悩みがあるかたは、ご納得いただけるまでお問い合わせください。

Q

CVP(接触式レーザー前立腺蒸散術)とは何ですか?

A

肥大した前立腺組織を蒸発させる療法であり、手術ではレーザーを使用します。CVPは手術中の通常出血が少なく、術後の回復も早いため、合併症のあるかたの日帰り手術として適しています。

Q

CVPのメリットは何ですか?

A

手術時間が短い、出血が少ない、細い内視鏡が使用できるため尿道狭窄が発症しにくいなどのメリットがあげられます。

Q

CVPはどのような患者に適していますか?

A

軽度から中等度の前立腺肥大(BPH)を生じ、かつ血液をさらさらにする薬を服用されている方に適した療法です。特に、出血リスクが低く、高齢の患者さんで早期回復を希望するかたに適しています。

注意点・リスク・副作用

いくつかのリスクや副作用があります。具体的には、下記のような内容が挙げられます。一時的な排尿障害、前立腺肥大の再発の可能性など、これらのリスクは一般的には軽微で適切な術後ケアにより抑えることができます。

・肉眼的血尿:2週間から1ヵ月ほどで自然に止まります。
・尿路感染症:術後熱があがり、抗生剤の点滴を行う場合があります。
・尿閉:術後尿の出が悪くなり、一時的に尿道カテーテルを挿入や導尿が必要な場合があります。
・尿道狭窄:1%ほどの確率で起こす場合があります。
・逆行性射精:勃起機能に関しては問題ないとされていますが逆行性射精は必ず起きる合併症です。
・前立腺肥大症の再発:再度手術が必要な場合があります。

ご心配のあるかたは、ご納得いただけるまでご質問ください。