性器カンジタ症について
カンジタは真菌（カビ）の一種です。セックスによって感染することがありますが、健康な人でも体内にカンジタが存在している場合があります。そのため、性器からカンジタが検出されても、必ずしも性器カンジタ症が発症しているとは限りません。また、感染したからといってすぐに症状が現れるわけではなく、免疫力が低下した時などに発症することがあります。
症状
女性
陰部に強いかゆみを感じ、おりものが白く、ヨーグルト状やかたまりのようになることがあります。また、性器に炎症が起こり、性行為中に痛みを感じることもあります。
男性
症状がない場合もありますが、かゆみを感じることがあります。陰茎の先端が赤くなったり、水疱ができることもあります。
治療方法
性器カンジタ症の治療は、症状が現れた場合に抗真菌剤を含むクリームや膣剤を使用することが一般的です。抗生物質、ステロイド、免疫抑制剤などを使用すると症状が悪化することがあるため、症状が現れた際には診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。